伊原監督はスポーツマンの恥
2004年3月22日
宇佐美 保
今テレビのプロ野球ニュースを見ていましたら、オリックスの伊原監督がグランド上から、ベンチにいるロッテのヴァレンタイン監督に向かって“どアホ!”と怒鳴っていました。
私は伊原監督が大嫌いになりました。
日本語を理解出来ない外国人に向かって“どアホ!”と云うのは大変失礼です、卑怯です、言語道断です。
卑怯なスポーツマンは大嫌いです。
私は、スポーツマンに限らず、日本語を理解出来ない外国の方々に対して、失礼な言葉遣いをする人は大嫌いです。
テレビを見ていると芸能人達がレポーターとして外国へ行って、その土地の方々に色々な質問等を投げかけています。
そして、この際の日本語が乱雑で、酷いのです。
(相手を見下しているような口の利き方をする人も多いのです。)
日本にいる時は、“……番組に出させて頂いた時……”などと無闇に敬語を使っているくせに、日本語を理解出来ない外国人に向かうと、人が変わったように、相手方へ失礼な言葉を浴びせる人達が多いのです。
(どうせ、先方へは、自分の言葉ではなく、通訳の言葉が伝えられるのだからとの思いからでしょうが!)
私は、そんな人達を傲慢な人であると感じるのです。
私は、日本語を理解出来ない外国人に対してこそ、丁寧で美しい日本語を使う方が大好きです。
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